MacBook Pro(MB990J/A) HDD交換&メモリ交換

かくしてMacBook Pro(略してMBPとか言うらしい)は土曜日の朝っぱらに佐川のオッサンにより届けられたわけですが、最初にやることは、アレやコレのインストールではなく、HDD交換(160G→500G)と、メモリ交換(1G x 2 →2G x 2)であります。

正直言って、標準のままで十分だとは思うんですが、この手のやつは買ったときにやらないと後でやるのがメンドクサイのと、本体で大枚をはたいた勢いで買ってしまわないと買いづらくなるので、最初にやってしまうに限ります。

幸い、MBPの場合はこれらの簡単は楽勝。マニュアルにも載っているくらい(iMacのHDDも簡単に換えられるようにしてほしかった)。

これらのモノは、金曜日に会社を定時退社して、そのまま秋葉原に寄って買ってきてあるので、準備は万端です。HDDはHitachiのHTS545050B9A300(5400rpm, 500GB)、メモリはMicron製のPC3-8500 DDR3 SO-DIMMです。メモリはもっと安いやつにするつもりだったんですけど、金曜の夜は品切れが多く、さんざん廻って一番安かったこれにしました。ついでに、余ったHDD用のUSBケースや、USBハブ、小さいスピーカーなんかも買ってきた。激しく散在しまくりなんだけど、本体に大枚をはたいているので、そんなに高く感じられません。いいんだか悪いんだか。


作業開始の前に、標準状態でいったん起動してみて、DVDドライブ、液晶、トラックパッド、USBポート、ネットワークなど、各種動作に異常がないことを確認。これをやっておかないと、後で問題に気付いた時にメンドクサイ。最初からダメだったのか、自爆なのかの区別がつかなくなってしまう。


さて、作業開始。まずはご開帳。
ひっくり返して、10カ所のネジを外す。ネジ留め剤が塗布してあるので、ヘボいドライバーを使っている場合はなめないように要注意。
ネジを全部外せば、裏蓋(っていうのかな)は簡単に外れる。勝手に浮いてくるような感じ。

そしてHDDを交換。
固定用ブラケットを固定しているネジを2カ所外す。

これだけでHDDは自由になる。
続いてS-ATAケーブルを外す。

外したHDDの横についているHEXネジ(4カ所)を外す。
これは単にブラケットに対する位置決定の役割しかないらしい。合理的ではある。
ついでに、透明のテープみたいなやつ(外すときにつまむやつ)も外す。

そして、新しいHDDに、先ほど外した4本のHEXネジを移植。
先ほどはずした透明のテープみたいなやつも移植。

あとは、ケーブルを繋いで、固定用ブラケットを戻すだけ。

続いてメモリ。
これは二階建てになっているので、上から順に外す。

二段目


取り付けは、単に差し込むだけ。
イマイチ「カチャッ」感がないのだけど、元あった場所に収まっていれば大丈夫。

あとは蓋を戻して、ネジを10本締めれば完成です。


そして、緊張の動作確認。
とはいえ、入れ替えたばっかりのHDDには、Mac OSXが入っていないので確認しようがありません。
MBPを起動すると、いかにも「起動ディスクが見つからねえぞ」的な画面になるので、すかさずMBP付属品のインストールDVDを挿入。すると、MacOSXのインストールが始まります。

ここで問題発生。インストール先を選ぶところで、先ほど入れ替えた500GのHDDが出てきません。はてどうしたことか・・・

その後原因が判明。パーティションも何もないディスクは、インストーラでの選択肢には出てこないからです。
インストーラはそのまま放置して「ディスクユーティリティ」を起動して、適当にパーティションを設定してやる必要があります。その後インストーラに戻ると、インストール先ディスクの一覧に出てくるようになります。

Windowsは仕事で何度もインストールしているのですが、アレはインストール時にパーティション設定をするので、このへんの感覚が毒されてしまっていたようです。Macのディスク管理はあんまり簡単じゃないことを忘れてました。

パーティションは、いろいろとこだわってドライブを分ける人も多いですが、横着者のワタクシはわざわざ分けたりせず、男らしく最大サイズの巨大パーティション1つです。

そして待つこと1時間弱。インストール終了後、メモリを確認すると、ちゃんと4G認識されていました。

体感的には・・・普通に使っている分にはさっぱり判りません。
普段使っているiMacと似たようなスペックなので、よけいに判りにくいです。
まあ色々とあれやこれやと立ち上げはじめると、多少は恩恵を感じるようになるかもしれません。
というかそのぐらい使わないとそもそも買った意味がないわけですけれども。